小説を読まない店主の本屋があってもいいのか?
自問自答と葛藤を繰り返した末に「小説は置かなくてもよい」となったのものの、、、
結局、数冊の小説が棚にならんでいる。
「矛盾している」と思う時もあれば「店名どおり気ままでいいか」と思う時もある。
今は小説を読む読まないというよりも、読みたい本という枠のなかに小説があるようだ。
「若い読者のための短編小説案内」
この本は村上春樹がアメリカの大学で行った講義をまとめた一冊。
1953年から1955年にかけ文壇に登場した小説家「第三の新人」から6人の短編をテキストに、小説の読み解き方を読者と一緒になって考える構成となっている。
村上春樹の講義を受けてみたくなったのと同時に、テキストに使用した短編を読みたくなる解説と解釈だった。
これで、また、小説が棚に並ぶのだろうか、、、。
読みたい本は増えるばかりだ。