表紙のGO! BOOK STORE!って文字が目に留まり、なんだか本屋ブームも最高潮に達しているな、BRUTUSも本の特集だったしな、って思いながら中をパラパラと読んでいくと・・・。
いやいや「本屋が呼んでいる」で始まる特集記事、とてもおもしろいです。ポートランド、ブルックリン、シンガポール、サンフランシスコ、新潟、浜松、東京、たくさんの本屋が載っていて、本屋巡りの旅をしているかのよう。ちょっとおおげさか・・・。
最初の記事ですっかり感化されてるのだけど、ポートランドには行きたくなりました。どの本屋も個性的で魅力的。ZINEを主に扱うお店があったり、図書館にZINEのコーナーがあったり、バックヤードに古い雑誌がたっぷりの古書店があったり、街全体が大きな書店かと思わせるくらい楽しそうな場所です。記事の中にあった、「本を開いた時の匂いとか感覚」や「amazonやネットとは違い偶発的で有機的な出会い方」なども本当にそのとおりだし説得力ありました。
いまの宮崎の本屋や古本屋といえば、大手チェーン店ばかり目立ちます。かといって好きなジャンルがすべて網羅されているわけでもない、そのうえ新刊の発売は2日3日遅い・・・。酸鼻をきわめるくらいな状況だけど、あ、またおおげさか・・・それでもやっぱり、本屋には週に何度か通ってしまうし、楽しい場所であることに間違いはないのです。それこそ、紙の質や匂いを気にしたり、新しい出会いや発見を求めているんだと思います。
そろそろ新しい本屋か古本屋ができてもよさそうなのに。その前にどこでもいいから海外に行こう。